digital Hollywood Studio

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STUDIO松本
オーナーインタビュー

地域をデジタルで支え、人材の未来を切り開く。

OWNER

STUDIO松本

株式会社ステッチ 代表取締役

細谷 洋平さま

地方移住から生まれた、人材育成という発想

――地方で人材育成を始めた背景を教えてください。
本業は、東京に本社を構えるWEB制作・内製支援を行う会社なのですが、長年の経営課題のひとつに「人材確保」がありました。人材紹介会社に多額の費用をかけて採用活動を行っていたものの、なかなか思うような成果が出ず、常に頭を悩ませていたんです。そんなとき、私自身が長野県に移住したこともあり、「地元の人材を活用できないだろうか?」「それならいっそ、自分たちで育ててしまえばいいのでは?」という考えが生まれました。
ただ、自社だけで受け皿を用意するには限界があります。であれば、地元企業とも連携しながら、活躍の場を広げていく必要がある。地域には制作会社がそれほど多くはないので、企業のデジタル支援や業務改善を通じて、その受け皿をつくっていく――そんな構想が自然と形になっていきました。
そして、「地域に暮らしながらデジタル領域で活躍する」というコンセプトのもと、人材育成と地域支援の拠点として、デジタルハリウッドSTUDIO松本を立ち上げることになったのです。

デジタル人材の育成が、地域の未来を左右する

地方では、デジタル化が急速に進む一方で、それを担う人材の不足が深刻です。
私自身、地域で活動をする中で、デジタル推進人材の育成が急務であることに気づきました。だからこそ、STUDIOの仕組みがまさにその「入口」になり得る。そう確信しています。
現在は、長野県佐久市が推進するデジタル人材育成事業のうち、WEBデザイン分野を弊社が担当させていただいています。また、令和7年度には長野県と連携し、女性デジタル人材育成事業をデジタルハリウッド本部と共に受託。さらに、松本市と取り組むデジタル人材育成プロジェクトや、グループのジーズアカデミーと連携した社会人向けの事業構想・プログラミングキャンプ「信州01キャンプ」など、活動の幅も広がっています。こうした取り組みを通じて、地域の未来をつくる人材の育成に本気で取り組めることは、大きなやりがいです。

STUDIO事業が生み出す、新しいキャリアとネットワーク

――STUDIO事業を始めて感じた価値とは?
デジタルスキルは、特にセカンドキャリアを考える方にとって、大きな可能性を開きます。STUDIOで学べるWebデザインや制作スキルは比較的取り組みやすく、そこからIT、マーケティングなどにも広げていける。新しいキャリアの第一歩として非常に優れていると思います。
また、学びの場を提供することで築かれる人材ネットワーク、企業ネットワーク、地域ネットワークは、自社にとっても大きな財産です。教育を通じて、地域社会との結びつきが強くなり、自社の基盤も強化されていく。この双方向の成長は、スクール事業ならではの醍醐味だと感じています。

これからオーナーを検討される方へ

STUDIOは、単なるスクールではありません。地域のデジタル化、人材育成、そして新しい働き方の創出を担う社会的な事業と考えております。

特に大切なのは、以下の3つの要素
・ビジネススキル
・マーケティング思考
・AIやデータなどのデジタルスキル

これらを総合的に育てられる場として、デジタルハリウッドSTUDIOには大きな可能性があります。AIの進化など、デジタル技術がますます高度化する時代において、「人材育成」は社会の最前線にあるテーマです。スクールオーナーとして、その中心に立ちながら、地域とともに成長していく。それこそが、この事業の本質であり、大きな魅力だと私は感じています。
また、デジタルハリウッドが持つ豊富な資産――大学や大学院、オンライン学習のノウハウ、起業家を育てる仕組みなども、ぜひ積極的に活用してください。これらを使いこなすことで、皆さんの地域で抱える課題の解決に直結するような人材育成や事業創出が可能になると思います。
活動内容などを地元FM「FM長野」で配信

編集後記

地方に根ざしながら、デジタルスキルで新しいキャリアを生み出す。そんな強い想いと行動力が伝わるインタビューでした。地元企業のデジタル化支援、人材育成、そして地域の活性化――今後のさらなる展開に期待が高まります。

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