テクニカル アーティスト

お仕事内容・主な業務

テクニカルアーティストの主な仕事は、デザイナーとエンジニアの間を取り持ち、業務の効率化やワークフローの構築を行い、スムーズかつクオリティの高い制作を行うためのサポートを行うポジションです。求められる分野は主にゲームの開発現場となります。

デザイナーは演出、表現を駆使し、魅力あるビジュアル作りを行います。エンジニアはハイクオリティなアニメーションやストレスなく心地よい操作性をプログラミングによって実現します。それぞれに高い専門性を持って制作に取り組み、高いクオリティの作品を作り上げることを目的にしています。ゴール地点は同じなのですが、制作プロセスが全く違うため、現場で行き違いが発生することは珍しくありません。そこで、デザイナー、エンジニア双方の制作の現状を理解し、コントロールしていくテクニカルアーティストが必要になります。役割も重要なポジションと言えます。

テクニカルアーティストになるには、デザイナー、エンジニアの制作フロー、スキル、専門的な知識と経験が必要になります。
プロセスには、デザイナーとして経験を積んでからCG制作スキルを身に着けるパターンと、CGクリエイターとして経験を積んでからデザイン制作スキルを身に着けるパターンの2つがあります。同じテクニカルアーティストであっても、どちらを先に経験しているかによって、得意分野が違ったりします。

前身がデザイナーの方はPhotoshop、Maya等の制作ツールに長けていますし、制作の進捗や管理についての感覚にも強い傾向があり、どちらかというとディレクターに近いポジションとなります。

前身がプログラマーの方はプログラムによる検証を得意とし、ツール自体を開発することも可能なので、既存のアプリケーションでは表現できないようなビジュアル制作を可能とします。

得意とするスキルを活かしながら、デザイナーとエンジニアの双方で制作管理をしていきます。
そのため未経験から目指すことは難しく、まずデザイナーかエンジニア、いずれかで経験を積んでいきます。経験を積むにはゲーム企業が望ましく、チームに属すことで制作の流れをつかんでいきます。実績と制作の経験を身に着けたら、足りていないデザインスキル、もしくはプログラミングスキルを身に着けていきます。ここまで長い実務経験を必要とするため、スキルについては各種専門学校や専門スクールで効率よく学ぶ方も多数います。

こんな人にむいている

テクニカルアーティストは主にゲーム業界で活躍するため、CG制作スキル、もしくはプログラミングスキルがある方に向いています。いずれのスキルも必須ですが、どちらかのスキルを持っていれば、あとは実務経験の中で身に着けていくことも可能です。またCGデザイナーとエンジニアの橋渡しをすることが役目なので、コミュニケーション力も必要となります。なので、コミュニケーションでチームを円滑にまとめることや、チーム制作でクオリティを上げたいと考えている方に向いています。なので、ディレクター経験がある方も望ましいです。

必要なスキル

ゲームなどのデジタルコンテンツを作成するソフト内でMERやPythonなどで作品の開発に対しカスタマイズできるスキルが必要となります。
最低限でもCGソフト内でモデリングやアニメーションなど1つでも提供される機能を一通り知らなければ、テクニカルアーティストになることはできません。
商品の開発において効率化を図る為にパイプライン役となるからです。
またコミュニケーション能力も必要となります。商品の中でどの部分で作業のウェイトが高く、重要なのかを把握する為、各担当者と上手く調和していく必要があります。