デジタルハリウッド東京本校 イベント

【東京本校イベント】最先端のデジタルカルチャーをリードする『WIRED』による「ワイアード・ゼミナール」9月開講決定!若林編集長による開講記念イヴェント“ワイアード・ゼミナール0限目”を7/27に開催

2014-07-12

9月開講「ワイアード・ゼミナール クリエイティヴにいかす先端科学入門~でっかいアタマで考えよう!~」

「ワイアード・ゼミナール クリエイティヴにいかす先端科学入門~でっかいアタマで考えよう!~」はデジタルハリウッドのプロスキル養成教育にアドオンする形で、新しいクリエイティヴを生み出せる「発想力」「思考力」を鍛える特別プログラムです。

ワイアードのワールドワイドな取材網の中から、デザインやクリエイティヴの分野に限定せず、人類の未来に大きく影響を与えると思われる最先端分野の第一人者を講師として招聘し、知的でエクストリームな分野の講義によって受講者の視座を高め、ワークショップによって発想を表現へつなげる応用力を鍛えます。そしてデジタルハリウッド・ワイアード双方が目指す「未来のクリエイティヴ業界をリードする人材の育成」の実現を目指していきます。

その開講を記念して、雑誌『WIRED』日本版編集長の若林恵氏と、クリエイティヴ業界の最先端を行く株式会社アンティ・ファクトリー代表取締役社長でデジタルハリウッド・デザイン系専攻主幹講師でもある中川直樹氏の対談イヴェントを開催します。

未来のクリエイティヴ人材の育成について、この機会に考えてみませんか?皆様のご参加をお待ちしております。

開講記念イヴェント ワイアード・ゼミナール 0限目 “でっかいアタマ”から生まれる発想力

登壇:『WIRED』 日本版 編集長 若林恵氏 株式会社アンティ・ファクトリー代表取締役社長 中川直樹氏

本ゼミナール開講前に「発想力の重要性」をテーマにトークイヴェントを行います。全18回で取り扱うテーマ、「先端科学」をどうやってクリエイティヴに活かすのかを疑問に思う方もいるかもしれません。ワーアード・ゼミナールで学べること、クリエイティヴに求められる思考方法についてお話します。

【日程】 7月27日(日)18:00~19:30
【場所】 デジタルハリウッド東京本校
(御茶ノ水ソラシティ アカデミア3F 駿河台ホール)
【参加費】 無料/要事前予約






ワイアード・ゼミナールのねらい “見えない世界を見る”

見えない世界を見る
『WIRED』という雑誌を編集していていつも何が困るかと言えば、ヴィジュアルをどうつくるかということです。ここ最近のバズワードを拾ってみましょうか。「クラウド」「ビッグデータ」「クラウドファンディング」「ゲーミフィケーション」「シェア・エコノミー」等々。これらを記事にしてみようと研究者や企業に取材に行ったはいいけれど、撮影するものがないということがままあります。「インターネット・オブ・シングス」なら、なんかしら絵にできるものはあるだろうなんて思うのも浅はかで、例えばスマート化され人工知能を搭載した火災報知器があったとしても、見た目は単なる火災報知器なので、どうしたってヴィジュアルで説明するのは難しい。ぼくらが肉眼で見て認識できる世界は、実際ぼくらの生きる「現実」のある一部でしかなく、そうではない「不可視の世界」は日に連れて大きくなっています。その現実をどう誌面に反映するのか。いつもあたまを悩ませます。
写真、映画など「実写映像」が優位だった20世紀は、言うなればモノの「外見」「表層」を重視する時代でした。翻って、いまはセンシング技術の発達などによって「表層」の優位が「データ」に取って代わられた時代と言えるのかもしれません。ぼくらはもはや、「見る」ということについて、肉眼をあてにしない、新しい「映像」の時代を生きています。
それは当然クリエイティヴ表現のありようにも根本的な変換を迫るはずです。目の前に横たわる世界をどう表現するか、ということを考える前に、まずは急速に広がりつつある「見えない世界」をどう認識し、理解するかを考えることが急務となっています。さきに挙げたようなバズワードのみならず、例えば量子コンピューター、例えば合成生物学、例えば人工知能といったヴィジュアライズすることの困難な〈モノ/コト/概念〉を、「うーん、どういうことなんだろう」と考えることは、単に固くなったアタマを柔らかくする体操であるだけでなく、「現実」を理解するための不可欠な演習ですらあるのかもしれません。そう考えることから、今回の講義ラインナップを企画しました。ヴィジュアル化不能なぶっとんだアイデアをあたまにインストールすることで、見えない世界を見る力を養う。そこに未来をひらく新しいクリエイティヴの萌芽が宿る。そんなことを期待しています。             『WIRED』日本版 編集長 若林 恵

ワイアード・ゼミナール ~でっかいアタマで考えよう!~ 授業内容の一部(予定)

「コンピューターと人間 」

「計算と直観」
「知覚と世界」
「宇宙と生命」

※ビッグデータ、量子テレポーテーション、合成生物学、神経経済学、建築、VR、太陽フレア、数学、抗体医療、生物化学、サウンドアート、シンギュラリティ ・・・、デザインやクリエイティヴの分野に限定せず、人類の未来に大きく影響を与えると思われる最先端分野の第一人者を講師として招聘し、知的でエクストリームな分野の全18回の講義を行います。

※講師陣と授業内容の詳細は、開講記念イヴェント ワイアード・ゼミナール 0限目 “でっかいアタマ”から生まれる発想力 にて公開いたします。


■講座概要
・2014年9月開講/受講期間:1年間(全18回・各回2時間)
・開催曜日:隔週1回 週末(土・日)開催
・場所:デジタルハリウッド東京本校(御茶ノ水ソラシティアカデミア)

■受講対象者:
・本科デジタルデザイン専攻 9月生/1年間
・本科CG/VFX専攻 9月生/1年間
・専科グラフィックデザイナー専攻9月生/ 1年間
・専科3DCGデザイナー専攻 9月生/1年間

※ワイアード・ゼミナール~でっかいアタマで考えよう!~ は9月開講の本科生・専科生対象の特別プログラムです。

※受付は終了いたしました※

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