デジタルハリウッド(専門スクール)

STUDIO渋谷

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渋谷駅徒歩5分の好立地。ハイブリッド学習のSTUDIO本校です。

現在、Webプロデューサー、CA塾講師、読者モデルとして活動中の湯山由理さん。元々興味のあったWeb制作の勉強をするために、昨年2月にSTUDIO渋谷のWebデザイナー専攻に入学し、同年11月から「Mt.NEW」という屋号のもとフリーランサーとして仕事を開始。現在の仕事に就くまでの経緯についてお話を伺いました!
インタビュアー・文:佐々木 侑子(STUDIO渋谷Webデザイナー専攻卒業生)

Webに興味を持ち、デジタルハリウッドのWebデザイナー専攻の受講を決めたきっかけは?

◆最初にWebに興味を持ったきっかけは何ですか?

19歳の頃から3年間、芸能活動も兼ねて韓国へ留学していたんです。その時に、南大門市場で安価でアクセサリーを制作し販売する人と知り合いました。日本国内よりもずっと安く購入できるこのアクセサリーを、ECサイトを通じて日本のお客様をターゲットに販売しようと思い立ったのが、初めにWebに興味を持ったきっかけですね。

◆20歳前後で商売を思い立つとは行動的ですね。そのEC販売は成功したんですか?

もともと芸能活動をしていたのもあり、どう自分を売り出すかをあれこれ思案していたので、その経験を通して企画力と行動力が養われたのかもしれません。失敗すると大きな損失が見込まれる場合以外は、慎重になり過ぎずにどんどん行動に移しながら考える習慣がこの頃からありましたね。当時は大手のECサイトを通じての販売を試みました。でも実際にやってみると、何よりもまずサイト内でお客様の目に止まることがなければ、購入アクションを起こしてもらうきっかけさえ作れないことに苦戦して。もともと知名度のある商品を販売するのであればお客様からの注目も集めやすいのですが、私が販売しようとしていたアクセサリー商品にそういったブランド力はまったくありませんでした。魅力的な商品だと私自身がいくら思っていても、当時の私には、それをお客様に伝えるための効果的な宣伝を行うだけの資金もスキルもない。結局、軌道に乗ることもないまま、店じまいとなってしまいました…。

◆自分で商売を始めることの難しさを痛感した初めての経験といったところでしょうか。それから、またWebへの興味が再燃したのはいつですか?

EC販売への未練はずっと残っていたのですが、やはり本業として成功させるのは難しいと思い、まずは他の仕事に就こうと。もともと人と接することやさまざまな文化に触れることが好きだったのと、韓国語を話せることが強みとなり、韓国の航空会社にCAとして就職しました。2年前に結婚するまで、6年間勤務しました。結婚を機に退職したのは、CAを続けたままでは仕事帰りの旦那さんの帰りを待つことができないどころか、家事もままならないのが嫌で。その後、しばらく専業主婦として過ごすうちに、過去に挫折したEC販売をもう一度始めてみたいと思うようになったんです。

◆学生時代に一度失敗に終わってしまったEC販売をまた始めようと。成功させるために、前回とは違うアプローチを何か考えたんですか?

今度は大手のECサイトに頼るのではなく、自分でECサイトを運営し、自由に販売方法を模索していこうと思いました。そこでECサイトの制作を依頼しようといくつかのWeb制作会社を発注先として検討したのですが、制作費用が想像していたより高額で。それなら時間がかかっても自分で制作する方がいいのではないかと、Web制作スキルを学ぶことを考え始めました。その時に目に止まったのがデジタルハリウッドのWeb広告。どうやら一通りのWeb制作スキルを習得するのにかかる受講費用と、制作会社にサイト制作を依頼する場合にかかる費用が同じくらいのようで…。それなら断然、制作スキルを身に付けた方が今後のためになると考えて、さっそく入学説明会の予約をしました。

◆今度は自分で運営するECサイトを自分で制作しようと思ったんですね。Web制作を学ぶうえで、デジタルハリウッド以外のスクールも検討しましたか?

デザイナーやクリエイターを数多く輩出していて業界内でも知名度が高い印象をデジタルハリウッドには持っていたので、他のスクールへの入学はあまり考えていませんでした。ECサイトを制作したいというのが最初の目的でしたので、受講するコースもWebデザイナー専攻と決めていました。ただ、オンラインスクールのコースにするか、通学コースにするかは悩んでいて。それを入学説明会でカウンセラーの方に相談したところ、通学コースには在学中からWeb業界の人脈を広げられる大きなメリットがあると伺い、そこに一番の魅力を感じて、通学する方を選択しました。

デジタルハリウッドのWebデザイナー専攻の学習で工夫したことは?

◆Webデザイナー専攻受講開始後、どれくらいのペースで学習は進んでいきましたか?

入学後、平日はほとんど毎日朝から夕方まで学校に籠ってカリキュラムを進めていました。家事と両立させたかったので、制作課題も含めてすべての学習を学校で終わらせ、家には一切持ち帰らないようにして。学校で取り組んだ方が、分からないことをすぐにトレーナーに質問できるし、実際に本当に些細なことまで納得いくまで質問し続けていましたね。このペースで受講を続け、入学から4か月でPhotoshop、Illustrator、Dreamweaverの用意されたカリキュラムを一通り終えることができました。そして、いざ卒業制作の開始となる頃、「Majiyaru Project」発足の話を聞いたんです。

◆Majiyaru Project。それはどんなプロジェクトだったんですか?

ビギナーフリーランサーが1年後には生計を立てられる人材となるよう、実績作りの機会を提供することが目的とされたプロジェクトです。4か月間で某企業様のWebサイトを一から制作するプロジェクトでした。プロジェクトメンバーには、デジタルハリウッド卒業生・在校生の中でフリーランスを志望している人の中から10名が選出されます。このプロジェクトはいつも用意されているものではなく、たまたま運よく私の在学中に発足された突発的な企画だったのですが、もともとフリーランスとして働くことを前提に学習を進めていた私にとって、またとない絶好の機会だと思いました。そこで、休学制度を利用してWebデザイナー専攻の受講を中断し、このプロジェクトに参加することに決めました。

◆フリーランスを目指す人向けの実践的なプロジェクトだったんですね。

プロジェクトメンバーに選出されるに当たって、何かアピールしたことなどはあったんですか?

プロジェクトメンバー選考の際には、企業様の幹部の方とデジハリスタッフとの2回の面接がありました。応募者の中には、すでに実務経験のある方が多くいることがわかっていたので、自分のWeb制作に関する実績をアピールしても他の人との差がつけられないと思いました。そのため、今までの職務を通じて培ってきたコミュニケーション能力や、積極性という面をアピールしました。メンバーをまとめてプロジェクトを進めるアシスタントディレクターの役割を担い、Web制作プロジェクトの一連の流れを学びたいと伝えました。

◆実際にプロジェクトに参加されてみて、いかがでしたか?

Web制作に必要なスキルを習得するためのカリキュラムを一応一通り終えてはいたものの、実務については右も左も分からない状態でしたので、大変苦労しました。それでもアシスタントディレクターという立場で、このプロジェクトに参加しなければ得られなかったWebディレクションを経験できたことが一番の収穫となりました。

◆通常のWebデザイナー専攻のカリキュラムだけでは得られないディレクション経験を積めたことが大きかったんですね。具体的にはどのような内容のものだったんですか?

まず一つが、Web制作をご要望のお客様のコンサルティングです。お客様の事業内容を理解し、ユーザーと運営の双方の視点から理想的なWebサイトとなるよう情報設計を行う作業は、Web業界でのキャリアが全くなかった私にとって、ものすごくハードルが高いものでした。それでも、お客様の抱えている悩みや目標をもとに一緒に考えて答えを導くこの作業は、過去にCAの訓練学校で教官をしていた際、生徒の訓練の方向性をカウンセリングしていたときの私自身の経験とも結びつき、大きなやりがいも感じるものでした。そしてもう一つが、デザインとコーディング、それぞれの分野で独自の強みをもつクリエイターをとりまとめることです。当時、私自身がまだ実務経験に乏しかったせいもありますが、私よりもはるかに高いスキルをもつデザイナーやコーダーとのコミュニケーションを通してお客様のご要望を形にしていく中で、私はこのやりとりそのものにこそやりがいがあると感じました。自分の力量だけでは到底及ばないような内容も、高いスキルをもつクリエイターと一緒ならお客様に提案することができる。そのことにすごくワクワクしたんです。

◆それは、今後のキャリアを考える上でどう影響しましたか?

フリーランスのWebプロデューサーとしてキャリアを積んでいきたいという思いが明確になりました。悩みや要望を持ったクライアントと、素晴らしいスキルを持ったクリエイターの間に入りながら、人との出会いを通じてモノづくりをする。これこそが、私がこれまで培った経験も活かしつつ、今後追求していきたいと思える仕事だと気付いたんです。フリーランスのWebプロデューサーとしてキャリアをスタートさせるには、駆け出しの私にも実績を積ませてくれるクライアントや、プロジェクトをともに遂行してくれるクリエイターに、とにかく早めに一人でも多く出会うことが必須だと考えました。そこで「Majiyaru Project」のWebサイト制作が完了するや否や、Webプロデューサー兼デザイナーとして個人事業主の登録を済ませると同時に、自分の事業のWebサイトを制作・公開しました。

在学中にフリーランスとして開業してからの取り組みは?

◆「Majiyaru Project」終了後は、Webデザイナー専攻に復学して卒業制作に取り組んだんですよね?

はい。「Majiyaru Project」を通してサイト制作の流れを実践で掴むことができたため、卒業制作も随分取り組みやすくなっていました。「Majiyaru Project」では、アシスタントディレクターの他に、情報設計やコーディングも担当したため、技術面でもスキルアップが図れたと思います。この経験が土台となり、卒業制作では、ただ単純にご依頼者様の要件を満たすWebサイトを制作するだけではなく、ご依頼者様とユーザーの双方の将来を見据えたユーザビリティの高い情報設計を考案するという、もう一歩踏み込んだ取り組みができました。また、一通りの制作スキルが身に付いていたので、今度はどれだけ効率的に素早く作業ができるかを試しながら制作を進めました。フリーランスとして、作業効率を上げることは必須ですから。

◆卒業制作は、クリエイターズオーディション出場作品として選出されたんですよね。クリエイターズオーディションでは、どのようなアピールをしたんですか?

企業への転職は一切考えておらず、卒業後はフリーランスとして活動していくことに決めていたので、もちろん作品のアピールもしましたが、それよりも、すでに立ち上げていた自分の事業のアピールにより重点を置きました。フリーランス業務に繋がる出会いを求めて、いらしていた企業担当者様に名刺を配り回りましたね。すでに事業のWebサイトを公開していたので、そのサイトを見ていただけたのが大きかったかもしれません。当日ご挨拶した数社のクライアントから、実際に仕事をご依頼いただくことができました。

◆こうしてWebデザイナー専攻を修了された後、さらにWordPress講座とPHP講座をそれぞれ2か月間ずつ追加受講されたそうですが、それはなぜですか?

フリーランス開業後、プロデューサーとしていくつかのクライアントと商談をするなかで、WordPressは、クライアントから自発的にご質問やご要望を受けるほど、Web業界では知っていて当然とされる知識であることが分かりました。クライアントが当然知っているものと期待して話された内容に対し、こちらがスムーズに応じることができないようでは、信頼を勝ち取り、受注に繋げることが難しくなってきます。WordPress、そしてその土台となるPHPは、フリーランスプロデューサーとして成功するには必須のスキルだと考え、追加受講することにしました。

◆最後に、今後の目標を教えてください。

フリーランスプロデューサーとして、これからも多くのクライアントや実力のあるクリエイターと出会い、幅広い制作物を手掛けていきたいです。私個人としては、デザインやコーディングなどのWeb制作スキルだけに限らず、動画制作や写真撮影などのスキルも伸ばしていきたいですね。それから、受託制作のみに捉われず、自分自身で企画を発足し、それにかかわる制作物を手掛けていきたいという目標もあります。まず初めとして、カスタマイズバックの専門店を実際に企画し始めています。「店を流行らせるために何をすればいいのか。どういったサイト設計にすればいいのか。」など、自らがクライアントサイドに立って考えることもできる、良い機会になると思っています。常に新しいことに挑戦していきたいですね。

インタビューを終えて

「大きな損失が見込まれる場合以外は、どんどん行動に移す」という言葉からも伝わるように、湯山さんは、目の前にある機会を最大限に活かす方法を常に考えて行動に移すチャレンジャー。「Majiyaru Project」でアシスタントディレクターに立候補することもそう、いち早く自らの事業のWebサイトを公開してしまうこともそう、クリエイターズオーディションで名刺を配り回ることもそう。用意された機会に対し、自分なりの工夫を加え、自分のビジネスに繋げようとする商売人魂溢れる行動が目立つのが大変印象的でした。それから、芸能活動やCA職の経験を通して培われたコミュニケーション力。ポイントを押さえながら活き活きと分かりやすく語ってくださる湯山さんのトークに、まるで私も一クライアントとしてコンサルティングを受けているかのように引き込まれてきました。Webプロデューサーとしての今後の湯山さんのご活躍が楽しみです!

湯山 由理さんの紹介

◆湯山 由理◆

「WEBディレクター・CA塾講師活動・読者モデル」として活動中。

学生時代は、大手芸能事務所に所属し芸能活動を行い、19歳から3年間韓国でタレント活動をしつつ語学を勉強。帰国後、学生生活をしながら楽天でアクセサリー販売。卒業後、外資系航空会社CA・CA体験教室教官として6年勤務し、結婚を機に退社。元々興味のあったWEBデザインの勉強するために、昨年2月にデジハリ渋谷校に入学。同年11月からMt.NEWという屋号のもとフリーランサーとして仕事を開始。今後はWEB制作事業に関わりつつ、様々な活動を開始していきたいと計画している。

《Mt.NEW》http://mt-new.com/

《instagram》 http://instagram.com/yuyamayuri

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