デジタルハリウッドSTUDIO広島の第6回卒業制作発表会を、4月14日(土)に開催しました。
2017年10月に入校したWebデザイナー専攻2人、ネット動画クリエイター専攻1人の合計3人が、6カ月間、学んだ成果をオリジナル作品の制作を通じて発表しました。
【Webデザイナー専攻】
■最初の発表は、株式会社 良和ハウスのグルメ紹介サイト「ひろしま良グルメ」のサイトリニューアル作品です。
制作したのは同社のWeb担当の社員です。
サイトを会社内で運用するため、制作前に予めガイドラインを設定したことがポイントです。
コーディングルール、ファイル名の命名規則、使用カラーの統一など、制作上のルールを決めておくことで、サイトの更新、メンテナンスを効率良く進めることができます。
この方は会社で上司から、STUDIO広島に通学後、「サイトデザインの印象がなんだか変わったみたい。通学した成果が出ているようだね」と褒められたそうです!
■続いて、個人商店のサイト制作作品です。
制作したのは、4月7日に「デジハリが就転職に役立った!STUDIO卒業生本音トーク」で登壇した、清水みのりさんです。
実家は個人商店、シミズを経営されていて、東京オリンピックの開催年に創業した、地元で愛されるお店です。
多くのサービスが提供できることを地元住民にもっと知ってもらいたくて、サイトを制作しました。
卒業制作のデザイン提出期限の10日前に、サイトデザインの大幅なやり直しを行なったことで、時間との戦いだったそうです。
【ネット動画クリエイター専攻】
■最後の発表は、卒業生の実家である株式会社 井上工務店が手掛けているリフォーム事業のPR動画です。
リフォーム事業の中の「断熱」「耐震」「バリアフリー」をPRすることが目的です。
Adobe社の映像制作ソフト、After Effectsを使って、ピクトグラム(絵文字)を動かす動画を制作しました。
卒業制作では、動画編集ソフトの基礎的な使用方法を、決められた素材・仕様にしたがって作る課題制作とは異なり、自分でゼロから企画し、制作した点が大変苦労したそうです。
STUDIOで学んだことをベースに、今後は工務店のサイトに、自分で制作した動画を埋め込んだり、イベントチラシのデザインデータを使って、動くイラストを使ったイベント告知映像を作る予定です。
【トレーナー】
■入校から卒業まで、卒業生を指導、サポートをしてきた担任のトレーナーから、講評をいただきました。
・Webデザイナー専攻 担任:天河 工トレーナー
・同専攻 担任:橋爪亮介トレーナー
・ネット動画クリエイター専攻 担任:仁井 拓トレーナー
STUDIO広島の卒業制作発表会は、受講生、卒業生のほか、地元広島のWeb制作会社の社員やフリーランスWebクリエイターも参加していただいています。
また、実務の視点から発表作品へのコメントをいただける機会があり、スキルアップが図れる貴重な場となっています。