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リュック・ベッソン監督 デジタルハリウッド大学に来校!
~9月丸の内プラゼールほか、松竹・東急系にて全国拡大ロードショー
「アーサーとミニモイの不思議な国」公開記念ティーチイン~

 『グラン・ブルー』『レオン』『ニキータ』『フィフス・エレメント』をはじめ数々の大ヒット映画を送り出し、多くの映画ファンを魅了するリュック・ベッソン監督。そんなベッソン監督が、去る6月13日にデジタルハリウッド大学に来校!ライヴアクションと3Dアニメーションを見事に融合させた最新作『アーサーとミニモイの不思議な国』の公開を記念した特別授業を開催されました。

 当日はデジタルハリウッドの学生を中心に、一般からも多数の参加者が集まり会場は大盛況。監督は日本語で「コンバンワ!」と挨拶。粋なはからいで授業がスタートしました。司会を務めた櫻井孝昌デジタルハリウッド大学・大学院教授のナビゲーションのもと、学生からの質疑応答を交えて進められた特別授業。監督は質問のひとつひとつに例を挙げながら丁寧に、時にジョークを交えながら答えられ、学生は熱心に耳を傾けていました。

 時間をオーバーしても、ひとつでも多くの質問に答えようとしてくれたリュック・ベッソン監督。その人となりが伝わってきた授業の一部を抜粋してお伝えします。

-主人公のアーサーがミニモイの国へ入っていくシーンがあります。アーサーを実写ではなく3Dのキャラクターへと変換したのは何故ですか?
  (デジタルハリウッド大学生)

監督:  全編に3Dを使うのではなく、実写部分と3D部分を分けたのは、観客が自然と作品の中に引き込まれるようにしたかったからです。
 例えばフルCGの『カーズ』のような作品ですと、頭で車が喋っているという事実を受け入れないといけませんね。それと今回のアーサーは全く逆です。現実世界から始まって、気がつくと空想上の種族ミニモイが普通に登場している。観客に「ミニモイは本当に存在しているんだ」と感じてもらいたくて、実写から3Dへと映像を繋いでいきました。

-監督のクリエーションの中で、CGが可能にしたものは何かを教えて頂きたいです。(デジタルハリウッド大学院生)

監督:  CGは僕の作品をより“リアル”なものに、そして表現に深みや奥行きを与えてくれたと思います。
 例えば映画音楽の作曲家は、シーンのひとつひとつに対する監督の考えや狙いを理解して、それに合う音楽を作ります。出来上がった作品を観たお客さんが、シーンにのめり込みすぎて涙を流すとき、本人は気がつかなかったけれど実は音楽が流れていた、そんな音楽を作れることがベストだと思います。CGの担当者も、それと同じだと思うのです。監督が何を表現したいのかを理解し、いかにCGだと表立って感じないものを作れるかということが重要です。映画を見終えたときに「ああ、いいCGだなぁ」とだけ思ってしまったら…。それは、作品としてはよくなかったということになりますからね。一番難しいことは、観客が“感情”を手にすることなのですよ。

-では本作においてCGは、一体どんな役割だったのでしょうか?
 (櫻井孝昌デジタルハリウッド大学・大学院教授)

監督:  CGはあくまで道具のひとつであると思っています。映画とは、ストーリーに何かあるからこそ観に行きたくなるものですから。これは最も大切なことで、忘れてはいけません。今回の作品に登場するセレニアというお姫さまは、とてもチャーミングで感情豊かな女性です。「すごくエモーショナルだね!」という感想をいただいたことがありますが、それも当然。生身の俳優を演出して、その表情や動きを参考に、CGチームがキャラクターを作り上げているからです。まさに、チームワークが生んだキャラクターですね。

 失踪したおじいさんが残した古い書物から、財宝のありかが体長2mmのミニモイ族の国にあることを知ったアーサー少年は、宝探しにミクロワールドへ。アーサーの冒険の旅を、3Dとライヴアクションの融合で描き、フランスで600万人を動員したリュック・ベッソン監督最新作「アーサーとミニモイの不思議な国」は、9月丸の内プラゼールほか、松竹・東急系にて全国拡大ロードショー!
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