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CG作家 小野修さん

アニメ制作会社スタッフ→CG作家
(有限会社ワイルドグース 代表取締役)

小野修さん

総合ProコースCGクリエイター専攻卒業

卒業制作がシーグラフに入選!

 元々は、アニメ制作会社でデジタル編集に関わっていました。しかし、与えられた作業を毎日こなすうち、「オリジナル作品を作りたい」という衝動に駆られるように。そのとき、思い出したのがデジタルハリウッドでした。

 実は学生時代に、CG界のワールドカップと言われる「シーグラフ(SIGGRAPH)」の入選作品を見る機会があり、そこで、デジタルハリウッドの生徒が作った作品を観て強烈なインパクトを受けたのです。それ以降、「自分のオリジナル作品を作るならデジタルハリウッドしかない」という思いがずっとありました。

 実際入学してみると、同じ目的をもった仲間がたくさんいて刺激を受けました。僕が受講したのは、半年間の総合Proコース。約2ヶ月の卒業制作期間が用意されていたので、卒業制作にすべての思いをかけました。その時につくったのが『タナバタ』という作品です。

小野さんの卒業制作『タナバタ』

▲小野さんの卒業制作『タナバタ』。
シーグラフに入選、Electronic Theaterで上映されました。 

 CGというと、なにか冷たい感じのイメージがありますが、もっと温かい人間味のある作品を作ってみたくて。結果的にそれが「ノスタルジックな世界観」ということで、TBS主催コンテスト『The DigiCon3 AWARD』で、CG部門優秀賞を受賞するなど、高く評価していただきました。
 そしてその後、この『タナバタ』がなんとシーグラフに入選し、Electronic Theater(*)で上映されることになったのです。

 シーグラフに入選した時、まず連絡が来たのが英語のメールでした。はじめは意味がわかりませんでした。でもなんか「Congratulations!」とか書いてあるし、もしかして・・・入賞?と思うと顔がニタニタしてきました(笑)。
 昔、シーグラフに入選したデジタルハリウッド生の作品を見て、夢を見て、デジタルハリウッドに入学したわけですから、自分が同じ立場になるなんて、本当に感動的でした。

(*)Electronic Theater…世界中から集まった映像作品のうち、とくに優秀な作品はシーグラフのエレクトロニックシアターで上映されます。ここで作品が上映されるということは、クリエイターにとって最高級の栄誉と言えます。この年、上映された数多くの作品の内、日本の個人クリエイターの作品はこの『タナバタ』のみでした。

卒業後もデジタルハリウッドとコラボレーション

 現在は、仲間とともに立ち上げた映像制作会社で、TV番組のオープニングCGや、英語教材用のアニメなど、様々な仕事を手掛けています。いろいろな条件・制限の中にあっても、テーマを見つけ出し、映像という形に残せるのでやりがいがあり、何よりアイデアやイメージを表現できることが楽しいです。

 また、卒業後もデジタルハリウッドといろいろなコラボレーションをさせてもらっています。そのひとつが、浜田省吾さんらの音楽プロジェクトFairlifeの第一弾シングル『永遠のともだち feat. 岡野昭仁 from ポルノグラフィティ』のビデオクリップ監督を務めさせていただいたこと。お世話になっているデジタルハリウッドのスタッフの方からお話をいただき実現しました。この曲を聴いてとても感動したので、その世界感を私なりにCGで表現してみました。チャリティでもあるこのプロジェクトに参加できたことを誇りに思います。

「Fairlife」プロジェクト詳細はこちら>>

Fairlifeの第一弾シングル『永遠のともだち

▲浜田省吾さんらの音楽プロジェクトFairlifeの第一弾シングル『永遠のともだち feat. 岡野昭仁 from ポルノグラフィティ』ビデオクリップの一場面

 そのほか、タカラモバイルエンタテインメント(株)との共同プロジェクトであるイソップ物語をモチーフにしたコメディ・アニメーション「コミカル・イソッピィ」のアニメーション制作にも携わりました。

 今後の夢ですか?将来的には、映画制作に取り組んでみたいですね。

(取材・構成: 堀口徳子)

コミカルイソッピィ

▲小野さんを含むデジタルハリウッド卒業生ユニットが制作担当した「コミカル・イソッピィ」。DVD2巻同時発売中。


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 小野さんが卒業した「総合Proコース CGクリエイター専攻」 はこちら>>