デジタルハリウッド(専門スクール)

本科CG/VFX専攻

3DCG制作に必要な技術を学び 1年で即戦力へ。
将来、国内外の現場で活躍できるプロを養成。

デジタルハリウッドでデザインを学んだ卒業生のご紹介

デジタルハリウッド卒業生の三好さんにお話を伺いました!

三好紀彦 さん

2000年度本科クリエイティブ専攻、2001年度マスターズコース修了。
2004年スタジオジブリ入社。
『ハウルの動く城』よりアニメーションCGの制作に従事、現在に至る。

デジタルハリウッド卒業後、2003年に株式会社スタジオジブリに入社。『ハウルの動く城』から映画製作に参加し、以降スタジオジブリの全長編映画の制作に参加されている三好紀彦さん。
株式会社スタジオジブリの入社の経緯や、映像制作のこだわりを伺いました。

01. 商社を辞めてデジタルハリウッドへ。

三好さんがデジタルハリウッドに通われていたのはいつごろでしょうか?

10年近く前、たしか29歳の時だったと思います。

まったく映像は初心者だったのですか?

絵を描くことは好きで、中学・高校では美術部だったのですが、大学は経済学部でしたね。映像をみるのも好きでしたが、具体的に「仕事にしよう」という気持ちはまったくなかったです。 大学卒業後は普通に就職活動をして商社に入社しました。

商社ですか。

石油の卸の営業として採用されたのですが、入社後の適正試験の結果、その商社が経営するCDショップで働くことになりました。音楽が好きだったんです。そのCDショップでは2年ほど働いていたのですが、漠然と違う仕事もしてみたいなと思いその会社を退職しました。その後、デパ―トのディスプレイレイアウトの仕事を手伝っていました。ディスプレイレイアウトをしている内に写真に興味が出てきたんですね。それで、写真家の見習いとして働き始めました。さらに、見習いの仕事をしている内に動く絵に興味を持つようになったんです。

ずいぶん多彩ですね。そこから映像を勉強しようと考えられたのですか?

当時は29歳でした。その年齢から技術を身につけるなら何がいいかな、と考えた時に「デジタル」がいいと思い、3DCGを勉強することにしました。写真の勉強をしている時にPhotoshopを少し触っていたので、まったく畑違いということもないかな、という思いもありましたね。

02. 志が高い仲間を作ることができたことが一番うれしかった。

デジタルハリウッドに入学を決めた理由はなんでしょうか?

私が入学を決めた2000年の初頭は、ちょっとしたCGバブルみたいな感じでした。4~5校くらい見学に行ったんですが、どこも「お金を払えば入れる」という雰囲気でした。でも、自分としては簡単な気持ちで入れるところで勉強して長続きできるのか、志が高い仲間を作ることができるのか、ということが疑問でした。そんな中で、唯一入学試験を行っていたのがデジタルハリウッドだったんです。1年間勉強する場合はそれなりの金額がかかりますよね。せっかく勉強するなら元を取るだけの成果を出したいと思っていました。だったら本気で取り組む人が多い環境で勉強するのがベストだと考えたんです。

入学された後のデジタルハリウッドの印象はいかがでしたか?

はじめはオペレ―ションみたいなものが身につけばいいかな、という気持ちで入学したのですが、結果としては未だに付き合っている同じ業界の友達がたくさん出来たのが一番よかったですね。

在学中はクラスメイトの方といろんな交流があったのですか?

クラスやコ―ス関係なく、同じような考え方の仲間で夢を語り合ったりしていましたね。それはすごく印象に残っています。

03. 実はあまりジブリのことを知らなかったんです(笑)

本科卒業後はどのようなキャリアを歩まれてきたのでしょうか?

マスタ―クラス※1に進級しデジタルハリウッドに1年間残ることになり、それと平行してTA※2もしていました。一方で、デジタルハリウッドのスタッフの方の紹介で、三鷹の森ジブリ美術館が開館するときの展示物の作成のアルバイトを始めました。三鷹の森ジブリ美術館では展示品の画像補正などをしていました。Photoshopが得意だったので。※1:1年間の進級クラス※2:ティーチングアシスタント

三好さんはジブリ作品に思い入れがあって三鷹の森ジブリ美術館でアルバイトをしたのですか?

実は私はジブリ作品をあまり知らなくて・・・ デジタルハリウッドに入学した時にジブリ作品みたことがないのはまずいと言われて、『天空の城ラピュタ』のビデオをみたのがはじめてです。

それなのに、スタジオジブリで働くことになるなんて、本当に偶然というか、縁なんですね。 映画製作に参加されたきっかけはなんですか?

『ハウルの動く城』をつくる時に映像制作を手伝って欲しいというオファ―をスタジオの方から頂いたんです。 後で聞いた話ですが、三鷹の森ジブリ美術館での作品を評価していただいたようです。その時は、作品契約での仕事でした。

『ハウルの動く城』ではどのような仕事を担当されていたのですか?

映画に出てくる城を動かすカットの仕事をしていました。お城自体ははじめ一枚の絵なんですが、それをPhotoshopに持ってきて各所を分解するんですよ。それを動かせるにようにつくり変えていきます。細かい作業ですが、とても勉強になりました。

04. シーンの意味を自分で咀嚼し、表現していく

『ハウルの動く城』以降の長編映画は全て担当されていると伺いました。 具体的にはどのような作業を担当されているのですか?

一番分かりやすいのは、カメラワ―クですね。例えば登場人物の主観映像※が必要だとしますよね。これを一枚の絵を撮影すると、どうしても表現に限界がでてしまうんですね。そこで、CGを利用して3次元的に空間を展開して主観映像をつくると、より効果が高い場面にすることができます。スタジオジブリでは、実際の作業はデジタルですが、とてもアナログ的なことが多いんです。デジタルでつくった素材を使いまわすことはほぼないです。※登場人物の目線で描かれる映像

『風立ちぬ』ではどのような部分を担当されたのでしょうか?

カメラワークはもちろんですが、毎回、新しい表現に挑戦しているんですよ。『風立ちぬ』では“わき立ち上がる入道雲”の表現を試みました。テスト制作に約2ヶ月。苦労をした分だけ、思い入れもあります。この仕事には、常に客観的な視点が必要です。なぜそうした表現なのか、自分自身で理解し、咀嚼して表現していく。雰囲気で「嘘」はつけないですし、ごまかした部分はすぐにわかってしまいますから。

それぞれの監督とも意見を交える機会も多いのでしょうか?

制作にあたっては、監督とじっくり話をします。『風立ちぬ』では宮崎 駿監督とミーティングを重ねました。宮崎監督は「画」に対して、ゆるぎないものをお持ちです。仕上がりのチェックで、監督から一発OKをもらうとうれしかったですね!修正があるときも、宮崎監督は必要な事だけではなく、手書きのときはこうだったなど、過去の経験などを交えお話ししてくださる。毎回、とてもよい勉強になりますね。

三好さんは完成した作品を劇場で作品をご覧にならないとか?

実は劇場で作品を観たことはないんです(笑)。観ると、「ああすればよかった」と胃がぐにゃっと重くなりますから。毎回反省の連続です。だから次はこうしよう、と考える。この仕事は毎日が腕試しなんです。それがやりがいであり、大変なところでもあります。

05.時間感覚がなくなるくらい集中できるかどうか。

これから映像業界へ入りたいと考えている方へメッセ―ジをお願いします。

仕事を始める時は「道具」に固執するべきで、「業界」に固執しないほうがいいと思います。ぼく自身が当初はあまり興味がなかった分野にすごく面白さを感じている仕事ができているので。 「ゲ―ムが好きだから絶対ゲ―ム!」とこだわらなくてもいいのではないかと思いますね。

映像業界や3DCGの制作は「こういう人は向いている」ということはありますか?

制作をしている時に、時間感覚がなくなるくらい集中できるか人は絶対に向いていますね。こればっかりは勉強してどうこう、ということではないんですけど。 本当に好きかどうかが分かれ目だと思いますね。

本日はありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました。

たくさんの卒業生が、自分に合ったNEXTステージで活躍中!

商社からスタジオジブリへ!『ハウルの動く城』などの制作で活躍中

三好紀彦さん

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Pixar Animation Studioで活躍中!新作「アーロと少年」の制作にも参加!

原島 朋幸さん

デジタルハリウッド本科卒業後、DreamWorksAnimationで2006年から2015年までアニメーターとして勤務したのち、現在はPixar Animation Studioでアニメーターとして活躍中。

「1個も分かんないや」→若干25歳の実力派アニメーターへの軌跡

永田奏さん

高校卒業後、CGの道を志して上京。3DCG映像アーティスト専攻(本科)卒業後、株式会社サンライズ荻窪スタジオにて『FREEDOM』のキャラクターアニメーションを担当。今ではCGアニメーションチーフを務める。

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瀬尾拡史さん

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